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執筆講演 - 建築コラム

共生社会の多世代交流ビレッジの構築をめざして|健常者も障がい者も、高齢者も子育て世代も、単身者も学生も、老若男女共に安心・安全に過ごせる多世代が交流できるコミュニティづくりが必要です


現代社会は数十年前までとは違い、人々の生活様式や価値観が多様化し加速度的に変化しています。生活様式や住宅環境も変化し、コミュニティの変化も著しいのです。都会の共同住宅なども最近でこそ管理組合の自治会活動も活発になってきてはいますが、地方の市町村の人々のつきあい方も昔のそれとは大きく変化しています。そして少子高齢化は益々進んでいます。大家族での生活スタイルから核家族化が進行し、子育て世代の職住意識や高齢者の生活環境も変化しています。高齢者のみの閉鎖的施設や住まい、保育園・幼稚園、乳児院、養護施設、母子支援施設、子育て世代の支援、学生も含む単身世代、障がい疾病者(身体や精神・知的を含めた多くの障がい者)施設~個々の対応は優れていると思いますが皆が相互に関わりを持たずに独自に進行していくのは日本の将来を危うくするのではないでしょうか?

このような現代社会には健常者も障がい者もあらゆる世代が共に安心・安全、そして個々のプライバシーは確保しながら、心身ともに豊かに生活出来得る多様な関わりが保てる複合的な多世代型のコミュニティーの構築が必要ではないでしょうか! 日本社会の理想の「共生社会」を創るためには「多世代交流ビレッジ」の構築が不可欠です。老若男女、健常者も障がい者も~元気で生きがいのある生活を続け、要サポートになってもケアの受けられるビレッジタウン~理想の「まち」を創る!自立と支援が一緒の社会が必要です。

首都圏を含む大都市圏での待機児童問題や介護爆発、住まい施設やケア人材も不足が続く現在~早急に抜本的対策が必要です。今から対処せねばなりません。時間はありません。介護余力のある地方の高齢化や人口減少が進んでいるので元気高齢者や若者の地方移住も地域活性化に必要でしょうし、住まいの中にも医療介護が自然に入っていく必要性が増大し、大病院のほか地域と連携した医療モールも必要です。

一般の健常者も障がい者のなかに自然に入っていく~ボランティアや元気シルバーの活躍も必要です。地域特性を考慮した多世代交流ビレッジの構築運営は、都市型(大都市、郊外型含む)・地方型・地方創生型など多様ですが、立地や周辺環境なども考慮して規模・内容・構成を策定する必要があります。学生・就業単身男女・共働き夫婦・子育てファミリー・障がい者・ひきこもり・疾病者・高齢者(健康、要介護)、楽しいから動く・喜ばれることで喜ぶ・生きがいを実感して元気になる・ケアすることにより自信がつく、個人個人の能力を活用して~多様性を発揮>よい刺激>良い相互作用~充実して元気になる>幸せ、豊かになる!適切な運動・食事・睡眠は心身安定で医療予防効果が大です。ICT(情報処理や通などコンピュータやネットのサービス)・ビッグデータの活用により健康促進・快適生活達成の一助となる共生社会実現は「多世代交流ビレッジ」の創造で理想郷を創らねばなりません。