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執筆講演 - 建築コラム

維持保全を考慮した設計が必要 設計時点から完成後の建物を良好に保つための検討を行い具体的な維持保全案が重要となります。それに基づき建築を美しく保つための、ビルメンテナンス Building Maintenance 業務が必要です。


「維持・保全」の管理は完成後の建物を良好に保つためには具体的な維持保全案が重要となります。それに基づき建築を美しく保つために必要なのが、ビルメンテナンスです。ビルメンテナンスとは、建築物を使用し続け維持管理するために、清掃・点検・修繕などを行う業務のことです。

空間建築研究所は、建築物の設計時点から建築物の用途によって個々の使われ方を研究し、その建物施設にとって、より良い建築材料や設備方式を採用しています。設計から工事完成までには1年近くから数年の期間を要しますが、完成後はさらに数十年にわたり、多くの人々により使用されます。快適で清潔な空間を維持するためには、メンテナンスは欠かせません。しかも、建物生涯メンテナンス費用は膨大なものとなります。メンテ費用を極力抑える建築、省エネ設計で光熱費を抑えられる建築、そのような建築設計に心がけています。同じ姿勢をもって、既存建物のビルメンテナンス事業にも取り組んでいます。日夜の業務においても新たな情報をクライアントさまに提案し進めてまいります。

「安全・安心」と「環境エコ・省エネ」等の提案や、改修工事が必要な場合には、コンストラクションマネジメント(CM)方式で事業を推進し、低コスト化を計り、また補助金等の申請代行業務も行います。

大規模ビル施設から小さな建物の部分的メンテナンスに至るまで、トータル的にお引き受けするのはもちろん、あなた様の建物施設に適した保守保全の方法を提案させていただきます。

ビルメンテナンス業務は概ね下記の内容です。

1.環境衛生管理業務

01.清掃管理
日常清掃や定期清掃、臨時清掃など建物の内部外部の清掃を、各部分の特性に応じて行います。床面や壁面、ドア、什器備品なども、多様な素材が使用されており、これらの特性に合った清掃管理が必要です。事後清掃のみならず建物内に汚れを持ち込ませない予防清掃が必要になっている今日このごろです。個々にふさわしい清掃方法を提案し、衛生的で美しい環境を作ります。

02.衛生管理
建物内環境を衛生的に維持管理します。ビル管理法(通称)に定められた維持環境基準に基づき、受水槽などの清掃や給排水管の洗浄、排水槽・汚水槽の清掃を行います。ねずみや昆虫の防除や、冷暖房換気設備機器やダクトなどの清掃、廃棄物処理も行います。常に健康と快適な環境をつくります。

2.設備管理業務

運転監視、定期点検を行い、異常の早期発見や緊急対応、点検などで発見した故障箇所の補修を行う運転保守業務です。具体的には、給排水設備(上記1-02も参照)、消防設備(警報、消火、避難)、電気通信設備(受変電、屋内配線、照明器具、非常用発電、電話通信情報)、搬送設備(エレベータ、エスカレータ)、冷暖房換気設備(冷暖房機器、冷凍機、冷却塔、送風機、排風機など1-02も参照)等々の運転保守の総合管理全般を言います。

3.管理サービス業務

ホテルや病院、福祉施設のベッドメーキングや給食食事の運営提供、屋内外の植物管理などを行います。

4.建物設備の保全業務

建築物の定期検査報告、建築設備の定期検査報告業務を行います。調査検査の結果、不具合が生じている場合には対処も可能です。

5.保安警備業務

常駐警備や防災管理、いわゆる事件や事故・火災などの災害を未然に防ぐための監視巡回や、鍵やセキュリティーカード、駐車場の管理業務を行います。万一の事件や事故、災害が発生した場合は、利用者の避難誘導、負傷者の救護、警察機関や消防機関等への通報、初期消火などを行うための常駐管理も行います。

広範囲の業務にはそれぞれプロフェッショナルで

広範囲のビルメンテナンスの業務を請負うには、ビルクリーニング技能士、清掃作業監督者、病院清掃受託責任者、飲料水水質検査実施者、建築物環境衛生管理技術者(通称ビル管理士)、統括管理者、電気主任技術者、電気工事士、ボイラー技士、危険物取扱者、冷凍機械責任者、消防設備士、昇降機設備検査資格者、危険物取扱者等々、各々について資格が必要です。

空間建築研究所は、これらの専門有資格者ブレーンによりコンサルティングを行い、それぞれに最適な実施業者を選定します。もちろん現在行っているメンテナンス業者さんとも連携し、より一層の維持保全の為の指導助言もいたします。