執筆講演

執筆講演 - 講演講義

建築マネジメントの将来性--第21回IFHE国際病院設備学会・第39回日本医療福祉設備学会にて

テーマ「建築マネジメントの将来性」
空間建築研究所 代表・一級建築士 市村克明


テーマ「建築マネジメントの将来性」で座長をつとめる筆者
学会で座長をつとめる筆者

学会は、3日間にわたり東京ビックサイトで行われましたが、日本建築マネジメントセンター副会長として座長をつとめ、多くの皆様にコンストラクション・マネジメント「CM」とは何か〜将来の必要性を知っていただきました。

日本建築マネジメントセンター(JAMC)は、建築マネジメント(CM)業務を営む方々および開発・企画・設計・施工・監理・管理・運営・製造・材料・研究・学術などに関係する方々の社団です。

建設業界は専門業種による団体組合などは数多く存在しますが、関連するすべての業種を包括する団体はありません。私ども日本建築マネジメントセンターは新しい形態の団体として設立しました。建築マネジメントは、建築・土木事業を、発注者が建築マネジャーを雇って自分で建築事業を動かす建築契約方式です。だから、設計や施工の契約方式は発注者と建築マネジャーが事業毎に相談するので、無数の建築契約方式が存在します。

昨今、日本の建築業界は経営不振や倒産、仕事不足や価格破壊、政治献金や裏金、談合や天下り、欠陥住宅や手抜き工事など、よい噂がありません。これは今の日本の政官を含めた建築業界が、不況になってもまだ従来型の建築契約方式に固執して、何の対策も打たないからに他なりません。

建築マネジメントは、建築マネジャーの発注の仕方次第で専門工事会社が発注者と直結して経営が安定して、設計会社や施工会社は経費が確実にとれて経営が安定して、発注者は自分で事業を動かすので建築事業が透明化して、業界が自動的に浄化して工期が縮んだりコストが下がったり品質が向上したりします。だから、建築マネジメント方式はいま欧米で、全く一般的な建築発注方式になっております。

そんな建築マネジメントを営む方々を、わたくしたち日本建築マネジメントセンターはあらゆる角度から応援します。もう日本社会は、変革をしなければならない時代を迎えました。そんな信念をお持ちの方、建築業界の方で無くても結構です。一人でも多くの方々の当センターへのご参加を希望します。

本日は建築マネジメントの概要、必要性と将来性について本会会長の工学院大学教授吉田倬郎氏および理事でCMの第一人者小菅 哲氏にお話ししていただきます。 詳細についてはコンストラクション・マネジメントの概要(準備中)をご覧ください。