業務経歴

ケーススタディ

教育・文化・医療・福祉施設

幸福舎ビル 2003

所在地神奈川県横浜市 用途治療院・診療所 構造鉄骨造 地上3階建
敷地140.52 平方メートル(42.50坪) 延面積328.80 平方メートル(99.49坪)

注釈

多くの建築を造り続けてきたクライアントの自社ビル、当初は9階建ての計画だったが3階建てに変更、1階はオーナーご主人の鍼灸治療院の横浜店〜川崎の第一号店が好評のようだ。2階は医師の奥様の新規レディスクリニックだ。3階は地域の皆様にも開放し皆が集えるサロンだ。広い吹き抜け空間はダンスも出来、バスルームはジャグジーバスや天井からの外国製の水圧のあるシャワールームも完備した広い空間だ。キッチンも最新のプロトタイプだ。仮眠出来るベッドルームも造った。

建物の外部階段も特徴の一つだ。ビルの外側に異様な姿で設置されている。一般的には階段は目立たないようにさりげなく設けるのだ。もちろんエレベーターはあるが、2階クリニックや3階サロンからも階段で地上に出られるようにしたのだ。

施工はCM(建築マネジメント)方式で分離発注した案件である。専門のマネジャーを雇って進める方針であったが報酬の問題が発生、常駐現場管理者不在で工事は進行、設計監理者と地元の工務店が中心となって進めた。それぞれの専門工事業者にも管理者雇用のための協力金を求めたがなかなか集まらない。CMは発注者の代理人のマネジャーが推進する方式である。発注者でなく施工者から費用を負担させるなんて所詮は無理であった。真のCM方式が必要な案件であった。

(追記)2階は、勤務医の奥様が退職しレディスクリニックを開業する数年後までスケルトンのままとなった。クリニックももちろん私共の設計だ。施工はCMではなく一期全体工事の中心の工務店に一括発注した。したがって工事監理も比較的スムーズに出来た。